2022.8更新再開。アメリカ編完結を刮目せよ。

インド②アーグラ編

憧れの タージマハルへ いざ行かん

朝10時、僕はデリー駅にいた。タージマハルがあるアーグラ行きの電車に乗るためだ。

予約した席に座ろうとした時、僕の座席に東洋人顔の二人組が座っていた。

話しかけてみると日本人だった。ーーこの二人とは後に行動を共にすることになるとは、まだ誰も予期していなかったーー

確かこの時は僕が違う車両に乗り込んでいただけだった。テヘペロ。

無事に着席。とりあえず車内販売のおじちゃんからサモサを購入。インドでのフェイバリットフードだ。

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カリカリのサモサは2つで50円。何個でも食べられる

5時間ほどでアーグラに到着。

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アーグラ駅付近で車窓から撮影した。旅人心がくすぐられる写真ではない?

アーグラに午後3時に到着後、駅構内で2日後のジャープール行きの電車を予約した。

そこで再び、例の日本人二人組に会った。この時は、あ、先ほどはどうも程度のあいさつをして別れた。

タージマハルとご対面

とりあえず寝床を確保する為に、インド旅行で最も面倒な作業「リキシャ―との交渉・乗車」に取り組んだ。

例によって運転手たちと揉めながらもなんとか宿に到着。

そこでは北海道から来た男性二人組と相部屋で、時間を持て余していたので一緒に夕景のタージマハルを見に行くことになった。

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本当に素晴らしい光景だった。裏手に回るため、少し遠かったが行く価値は十分にある。というより、行くべきだ

翌日も行動を共にした。宿からタクシーでタージマハルに向かった。

タージマハルは、想像よりも精巧で純白で巨大だった。

タージマハルを城だと勘違いしている人がいるが、姫の墓である。

世界で最も美しい墓だといわれている。

これを作ったシャージャ・ハーンは自分用の墓として黒いタージマハルを作ろうとしたが財政的に無理があり、断念したらしい。

見たかったなあ黒いタージ。今ならクラウドファンディングできたのにねえ。

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説明は不要だろう。工事中だったのが少しだけ残念

タージマハル前で北海道の彼らと別れて、僕は一人第二の名所アーグラ城へと向かった。

アーグラ城も悪くはなかったがザ・ムガル帝国の城という感じで特段感想は無かった。

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ね。ザ・ムガルでしょ?

 

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アーグラでも相変わらず人気者。警備員のお兄ちゃんもちゃっかり写ってる当たりかわうぃい

そしてアーグラ城でもインドの神様ーーガネーシャしか知らないがーーはいたずらを仕掛けてきた。

例の席を間違えた日本人二人組と2回目の再会をしたのだ。

今回ばかりはさすがにお互い「まじか」みたいな感じだった。

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