赤巻きパリ青巻きパリ黄巻きパリ(様々なパリ)
記事を書くときに最も頭を悩ませているのが文章中の見出しだ。このブログもそれなりに継続しており記事も溜まってきたが、見出しのクオリティがみるみる下がっていっていく様子も皆様には楽しんでほしい。
さて、レンヌからバスでパリに戻ってきて一晩寝た僕は、一番見たかったパリの顔、エトワール凱旋門(以下凱旋門)に朝一番で足を運んだ。
凱旋門をあらゆる角度、距離から舐めるよう堪能したので、シャンデリゼ通りを歩き、ルーブル美術館に向かった。
ルーブル美術館に到着した。ここにモナリザやミロのヴィーナスが居住していると思うと、感動のあまり失禁寸前だった。この日は外観だけ楽しみ、後日、ゆっくりと館内の美術品たちと対話を楽しむことにした。
待ち合わせは凱旋門で
ルーブル美術館を回れ右すると、僕は再び凱旋門に向かった。友人のマキシムと会うためだ。彼は生粋のパリっ子であり僕の友人だ。
出会ったのは2016年冬の渋谷センター街。それから何度も遊んだ。彼と遊ぶときはいつも渋谷だった。ただし、僕がコペンハーゲンに行った時にはわざわざ会いに来てくれた。およそ半年ぶりの再会だ。後に登場するロメオという青年とは彼の紹介で知り合った。
シャンデリゼ通りを引き返すのは退屈なので、セーヌ川沿いを歩いてみた。
セーヌ川沿いはパリらしく、賑やかなのに品位も一切削がれていない。抜けるような青空と正午前のパリのカラっとしたさわやかな暑さは妖艶な貴婦人たちの肌に汗を流していた。
セーヌ川沿いを3キロほど歩くと凱旋門に到着した。半年ぶりのマキシムとの再会。彼は凱旋門に来る途中道に迷ったらしい。
Top of the 凱旋門
僕は高所中毒だ。どこへ行っても必ず高い建物に上る。マキシムにも凱旋門に上ろうと提案した。彼も上ったことが無いらしい。あなた本当にパリ人かしら。
凱旋門からの景色は、僕が今まで見てきた景色とは全く違うジャンルの物だった。すこぶる感動したので見てほしい。ちなみパリ市民だと、入場料は無料みたいだ。マキシムは12ユーロの入場料を支払う僕を半笑いで見ていた。
今回はここまでにしておこう。パリ編は今後もしばらく続く。今までで最も長いシリーズになることだろう。次回は、サクレ・クール聖堂とヴェルサイユ宮殿に行った話を中心に書いていく。