久しぶりの東南アジア
大学生ともなると、海外旅行やバックパックに出かける人は少なくない。
旅好きの貧乏学生が一斉に振り向く場所。それが東南アジアだ。
日本と比べ物価が比較的安い上に(シンガポール等例外はもちろんある)飛行機は安ければ往復3万円台で購入できる。
初めての旅で東南アジアに行き、ズブズブとその魅力にハマっていく大学生のいかに多いことか。
そういう人は大抵男性の場合は髭を生やし始め、女性の場合は見たことのない大きめのピアスをつけ始める。
そして気がつけばまた同じ国に行っている。
残念ながら僕はタイに行ったきり東南アジアに縁が無かったので2年半ぶりの東南アジアとなった。
しかしタイ編でも書いた通り東南アジア独特の喧騒や緩さに魅了されていたので髭を生やした彼らやピアスの彼女達の気持ちはよくわかるので、久しぶりの東南アジアに嬉ション寸前だった。
東南アジアの日光の味がする
暑苦しさで須藤のセブシティの拠点で目を覚ますと力強い太陽光が眩しい。
朝だ。薄寒い11月の日本を脱出してきたばかりの僕らにとっては少し懐かしい気温と明るさだった。
外に出るとそこにはタイとは全く違う東南アジアが広がっていた。
バリリ到着
バスに揺られて4時間ほどでバリリに到着すると、須藤のアシスタントとして働いているコーラという女性が僕たちを出迎えてくれた。
初仕事
到着した日の午後は、早速須藤が現地の大学である Cebu Technological University(セブ工科大学)バリリキャンパスのクラスを行う曜日だったので同行した。
移動はバイクの3人乗り。もちろんヘルメットは被らないので事故が起きた場合かなり危険だが、何にも変えがたいスリルが心地良い。
無事に初日を終えた我々は再度スリリングなバイクで帰宅した。