ワシントンを出た我々は駐車していたショッピングセンターでアメリカの中華の大定番「パンダエクスプレス」を食らった。
石原はアバクロで謎の服を安く買って喜んでいた。
だんだんとアメリカ横断の旅も終わりが近づいてきている。ラスベガスやヨセミテ公園が懐かしい。
ハリウッドなんて本当に行ったのかも怪しいレベルだ。
しかし、レンタカー返却まで日数があったため、もう一つどこかの街に寄ってみることに決めた。
我々がピンを刺したのは「アトランティックシティ」。
東海岸のベガスと名高いカジノの街で再び一攫千金を狙うことにした。
ゴーストカジノシティ
到着するや否や、アトランティックシティのカジノに殴り込んだ。
僕はブラックジャックで勝ちを重ねるも、気が触れて大きく勝負に出たが爆死。
しかし収穫はあり、隣に座っていたフィリピン人にニューヨークに行くことを話すと、「ハラルガイズ」という店で食事するといいと勧められた。
安くて美味いご飯を腹一杯食べられるらしい。
終わりに向けて
翌朝、我々は金もやることもなかったので当てもなくアトランティックシティを歩いた。
カジノで負け、傷だらけのRVの修理費用を心配する我々は終始無言でアトランティックシティ名物の海沿いのウッドデッキをゴツゴツ鳴らしながら歩いた。
到底、華の大学生の卒業旅行の雰囲気ではなかった。
哀愁漂うアトランティックシティが似合っていただろう。
そろそろニューヨークに行きますか。
誰かが言った。
すみません、わかってます。言わないでくさい。
内容うっす!!
もう覚えてないもん・・・
ニューヨーク編はこれより濃いから!!僕を見捨てないで!