ママさんバレー
「ママさんバレー」というワードを聞かなくなって久しい。
一方で「ママ友」というワードはここ数年ですっかり社会に定着したような気もする。
「ママさんバレー」で連想するのは30代後半から50代のベテランママだが、「ママ友」という言葉からは20代前半から30代前半のルーキーママをイメージする。ルーキーママのエロさったらありゃしない。
個人的に考察できるママさんバレーが衰退した理由としては
- 晩婚化により、数年前のトレンドであれば子育てが一段落しママさんバレーを嗜む余裕ができるであろう年齢で子育てのピークに該当すること
- 運動施設の増加(フィットネスジムやヨガ・スタジオ)により運動の機会を得るハードルが格段に下がったこと
以上の2点が挙げられる。
ママさんバレーの盛衰は僕の人生に1ミリも関係無さそうだから調べるつもりはないけれど。
今回書きたいのはママさんバレーなんかじゃあない。ママさんバレーの衰退に反して(そもそも本当に衰退してるのでしょうか)、世界一の活気とイノベーションで溢れているアメリカは西海岸の「シリコンバレー」について書きたいんだ。
ルーキードライバー
宿泊したRVパークから次のチェックポイントであるシリコンバレーにあるApple本社までの運転手は僕が担うこととなった。
キーを回すとけたたましいエンジン音とともに起こる上下の振動。これはたまらない。冨澤がずっとハンドルを握っていられたのも納得だ。
運転してみると案外難しくはない。車高が高いために視界は良好。
それにアメリカ人は分かっているのだろう。RVを運転しているのは観光客などのアメリカでの運転に慣れない人間だということに。僕たちのRVを避けるようにして素早く追い越すか、そもそも近づいてこないので快適に3時間ほどの巡航を終えることができた。
ただ、駐車時はその日の3分の1の集中力を使う。この車体で他の車に突っ込んだらそれはもう事故じゃなくてほとんどテロになるからね。
ここではそれぞれ思い思いの時間を過ごし、Apple教の総本山ででしっかりと洗脳を受けた。
気がつけば僕もじわじわと洗脳されたようでこの9ヶ月後にはPCをMacbook Airに変えている。Apple教恐るべし。
噂によると石原はAndroidユーザーのために異教徒扱いされAirPodsを鼻に詰め込まれる拷問を受けていたらしい。
坂本は値段の割にペラペラなAppeのロゴ入りTシャツを購入。
次はどこに行こう。僕たちは再びRVに飛び乗った。