アムステルダムでフレンチフライを
フランスを発ってからほとんど現地のグルメを堪能していなかった僕は、アムステルダムでは少しエンゲル係数を高くすることにした。
オランダといえばフライドポテト(ヨーロッパではフレンチフライと言う)とハイネケン。
その二つを味わってみるとしよう。
まずはフレンチフライ。
メイン通りに毎日行列ができていたので見てみるとフレンチフライ専門店。
日本ではハンバーガーの引き立て役や盛り上がらない飲み会のつまみと認識される事が多いフライドポテトを主役にしてしまうのがヨーロピアンスタイルのようだ。
食べてみるとソースの量に驚かされる。
僕はマヨネーズをチョイスしたが、ポテトと同じぐらいのマヨネーズが添付された。
もはやポテトにマヨネーズをつけているのか、マヨネーズにポテトをつけているのか分からないレベルだ。
ただでさえ揚げ物が得意ではない僕の胃腸が悲鳴を上げていた。
確実に食べきれないと思ったので川縁にたむろしていたハトにあげることにした。
しかしハトもマヨネーズをディップしたポテトは食べずに、すっぴんのポテトだけを貪っていた。
アムステルダムでハイネケンを
ハイネケンはここオランダはアムステルダム発祥のビールだ。
ビールといえばドイツのイメージだがオランダも負けていない。
僕が訪れたのはハイネケンエクスペリエンスというビール博物館のようなもので醸造や歴史を学ぶことができる。
そしてツアーの最後にはキンキンに冷えたハイネケンを3本飲ませてくれる。
オランダ総括
スイスでは随分とのんびりと過ごしていたが、オランダでは忙しく観光した。
アムステルダムには美術館や博物館が多くあり、その種類にも目を見張る。
ゴッホ美術館やアンネフランクの家などのかっちりとしたものも非常に興味深かったが、最も印象に残ったのは「セックスミュージアム」だ。
性にオープンなオランダならではかもしれない。
展示が全てゆる〜くて笑えてくる。
風俗店と自転車が多いオランダは治安も良く、観光地や交通手段も充実している。
ひとり旅にうってつけなのでぜひ訪れて欲しい。
次回からヨーロッパ旅最終章。
ドイツはフランクフルトに向かいます。